文章「∞フロアー、ミュゼ」・漫画「女子たちの宴にて」

 グランフロント北館の、∞フロアにあるミュゼというイタリアンの、リンゴののったピザが好きです。
 あと、このお店では、私の大好きなラムチョップが食べられます。
 ハローウィーンのときに期間限定であった、ハローウィーンメニュー、サンマとイカスミのパスタは、生涯私が食べたパスタの中で、一番美味しいパスタでした。
 早朝まで営業しているこのお店。ラストオーダーの時間まで居たことがあります。家に帰り、シャワーを浴びた後、窓の外を見ると、夜と朝の混じった白っぽい空でした。
 私はドンドン明けていく空をただぼんやりと見ていました。
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文章「ホテルグランヴィア大阪、フルーヴ」・漫画「とある小魚の話」

 先日、生っぽい牛肉の上に、ウニとトリュフがのっている料理を食べました。不思議なマリアージュでした。
 アンティチョークのソースが添えられた焼き魚も食べました。
 普段絶対に食べないような組み合わせですね。
 そう、とあるお祝いで、フランス料理を食べたんですよ。
 結婚式とかのフルコースでは絶対出ないような、冒険系の料理ばかりで食べている間中、非日常にトリップしました。
 白ワイン、なんとかソーヴィニヨンブランがメチャクチャ美味しかった。グラスも異常にデカイ、ちゃんとワインを楽しむためのグラスでした。
 ソムリエさんなど、スタッフの方々は皆さんフレンドリーで、リラックスできました。
 ネットの評価を全く見ていないので世間の評判が全くわからないのですが、私の中のフランス料理の概念が変わりました。土曜の夜に行ったので、満席でかなりガヤガヤしていて、大声で喋ってもオッケーな、意外なフレンチでした。客層は年配の方と若い方が半々くらいで、年配の方は常連さん、若い方はお誕生日ディナーを食べに、初めて来店されたという雰囲気でした。
 と、なんとなく食べログ的な描写でスミマセン。
 それにしても、今の若い男性は大変ですね。彼女に振る舞った料理の値段をネットで簡単に彼女に調べられてしまいます。
 そのせいもあるのか、皆さん、私が食べた料理より、お高そうなお誕生日ディナーを召し上がっておられましたよ。お幸せに!
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文章「友達のようで、敵」・漫画「友達100人」

 ある日、ある友達がある友達に相談している場面に出くわしたことがあるのですが、相談を受けた友達が摩訶不思議な回答をしていて、驚きました。
 私は、それを聞きながら、相談を受けた友達は相談した友達を不幸にしたいんだぁと内心思いました。「フレネミー」というやつですよ。友達のふりして、実は敵。このタイプとは、切れるなら、早めに縁を切ったほうがいいです。フレネミーに会うために費やす時間とお金は、無駄以外のなにものでもないです。たとえメチャクチャ暇でも、私なら会いません。いちいち気分を害するような発言をしてくる人は、もうその時点で、友達でもなんでもないですよね…。
 一緒に幸せな未来に向かって進んで行くのが友達同士のあるべき姿ではないでしょうか。
 私はそういう関係を築ける人たちと付き合いたいと思います。
 一緒にいて幸せな気分になれる人たちの中に、私は居たいです。
 あるアメリカの心理学者の研究によると、「学歴に関わらず、幸福度は人間関係により決まり、40歳くらいで、不要な人間関係を切った人のほうがそうでない人たちよりも、幸福度が高い人生を送っている」そうです。
 不幸は嫌ですよね。
 私は幸せでいたいです!!
 でも、人間関係を切るのはアリなんでしょうか。この歳になって、今さらそれはどうだろう…と考えてしまいました。
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文章「富豪趣味」・漫画「私もかつては」

 私が大学生の頃のことです。ある日、小学生だった11歳年下の弟が言いました。「宝石商になりたい」と。弟は私の持っているアクセサリーにも興味津々で、何度かアクセサリーボックスに入った私のコレクションを見せてあげた記憶があります。
 また、ある日のことです。私が2階に上がると、階段のすぐそばの部屋で小学生の弟がテレビを観ている後ろ姿が見えました。テレビの画面には、弟の大好きな志村けん。私は嫌がらせをしてやろうと思い、背後から忍び寄ったのですが、その時、息をのみました。弟の膝の辺りに獣らしきものが見えたからです。弟は、その毛をゆっくり撫でていました。
「姉ちゃん」
 私に気づいた弟に、私は「それ…」と獣らしきものを指差して言いました。
「あぁ、これ、奈良で買った鹿の皮」
 なんと弟は鹿の毛を撫でながら、志村けんを観ていたのですよ!!
 デヴィッド・リンチの映画を観ているような奇妙な感覚に襲われた私は、無言でその場を立ち去りました。しかし、翌朝、玄関の靴箱の上を見て、私はまた驚愕することになります。
 玄関の靴箱の上に、金色の2体の置物があるのに気づいた時は、目眩がしました。金剛力士像がいる!! しかも阿吽!!
 今すぐ弟を呼んで叱りつけたい気分になりましたが、私は大学に行かないといけないので、仕方なく家を出ました。
 宝石、鹿の皮、金剛力士像…。
 私は、宝石はまだしも、鹿の皮とか金剛力士像とかはヤバイんでは? と思いました。でも、奈良に最近学校の遠足で行ったらしいので、土産物として買ったのなら、ギリギリセーフかなとも思いました。そして、母にそのことを夜になってから話したところ、とんでもない答えが返ってきました。
「なんか突然、『買いたい物があるから、奈良に行きたい』って言いだしたから、こないだ私らと一緒に奈良に行って買ってきたんや。学校の遠足のときに、持っていける小遣いの額に制限があったから買えんかったらしい」
 え? わざわざ、鹿の皮と金剛力士像を買いに再び奈良へ?!
 私は弟の将来が心配になりました。というか、なんだよ、その金持ちみたいな趣味は! と思いました。
 弟は今、あれは何だったんだろう…と思うくらいマトモな生活をしていますが。ちなみに宝石商にはなっていません。
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文章「料理好き」・漫画「職人におまかせ」

 お正月に家人と私の実家に行きました。そして、灰汁をとるところから煮込みまくったトロトロの牛筋肉が入ったおでんや、数の子を食べさせてもらいました。私の母は、神戸にある、短大の家政科で栄養士の資格をとり、大阪にある電気関係の会社に入ってから、当時最新家電だった、レンジを使って料理を作る仕事に就いていました。
 今でも家電量販店で見かける、レンジで作った料理をお客様に無料で配り、レンジの素晴らしさをアピールする仕事です。
 とにかく母は料理が好きで、一時は副業でアイスクリーム&クレープのお店を経営していました。平日は本業を9時から17時までこなした後、夜22時まで副業のお店で働き、土日は朝から夜までずっと副業…。よっぽど好きじゃないと、できないですね…。
 本業で十分稼げていたのに、副業をするなんて。
 私には、理解不能です。
 そして、子供時代、その店にあったコーラが出てくる機械のレバーを偶然後頭部で押してしまい、頭からコーラを滝行のように浴びた弟も、私には理解不能です。
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 次回のモシャブログは、文章「富豪趣味」・漫画「私もかつては」の予定です。
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プロフィール

●ミネルバネオ代表 石橋武
【経歴】
1974年/立命館大学経営学部を卒業し、㈱大阪読売広告社に入社
1994年/現代文講師出口汪氏と大学受験予備校S.P.Sを立ち上げるべく、㈱大阪読売広告社を退社。㈱ミネルバ代表取締役として、大阪、後に東京で大学受験予備校S.P.Sを経営。
2002年/大阪のS.P.Sにて、出口氏が開発した教材「論理エンジン」を使用した個人のお客様向け添削業務や国語特訓塾、学校様・塾様向けの「論理エンジン」販売や指導方法のレクチャーを開始。
2007年5月/㈱水王舎代表取締役に就任し、「論理エンジン」営業のみならず、書籍の企画・販売にも携わる。
2011年2月、㈱水王舎代表代表取締役を退任。
2011年8月/ミネルバネオを設立
趣味は読書、映画鑑賞。MC中心のお笑いオヤジバンドの一員でもある。

●共同執筆者(ペンネーム:モシャ)プロフィール
甲南大学を卒業しました。
ミネルバネオで働いています。
30代半ばを過ぎてしまいました。
よく聴く音楽はプリンス、レディオヘッド、シールなどです。
親戚は人間国宝(陶芸)です。ちなみに私の父方の祖父も陶芸家でした。

・当ブログの内容について、無断掲載、転用を禁じます。

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