石橋 武の「多読乱読、言いたい放題!」069

 私が今まで読んだ本のうち、印象に残った本を紹介しています。

● 東野圭吾『聖女の救済』
 2008年上梓。
 東野圭吾の文体には色がない。文体で好き嫌いを言わせない。論理的に説明するのにとても適した文体だ。つまり、「論理的ミステリ」には非常に適している。この文体によって感情移入できたならば、後は作者の手の上で踊るだけ。
 過去の作品に比べると、新しい作品であるこの物語は「コク」という点では少々不足しているようだ。が、トンでもないトリックといい、納得の人物配置といい、まさに3割バッターの貫禄だ。

★モシャの呟き
 とある方からお聞きしました。「東野圭吾さんは、男前だ」と。
 約50年後、作家の写真と作品年表を掲載した国語副教材には、東野圭吾という名とともに、太宰治ばりの色気ある写真が載ることでしょうね。
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プロフィール

●ミネルバネオ代表 石橋武
【経歴】
1974年/立命館大学経営学部を卒業し、㈱大阪読売広告社に入社
1994年/現代文講師出口汪氏と大学受験予備校S.P.Sを立ち上げるべく、㈱大阪読売広告社を退社。㈱ミネルバ代表取締役として、大阪、後に東京で大学受験予備校S.P.Sを経営。
2002年/大阪のS.P.Sにて、出口氏が開発した教材「論理エンジン」を使用した個人のお客様向け添削業務や国語特訓塾、学校様・塾様向けの「論理エンジン」販売や指導方法のレクチャーを開始。
2007年5月/㈱水王舎代表取締役に就任し、「論理エンジン」営業のみならず、書籍の企画・販売にも携わる。
2011年2月、㈱水王舎代表代表取締役を退任。
2011年8月/ミネルバネオを設立
趣味は読書、映画鑑賞。MC中心のお笑いオヤジバンドの一員でもある。

●共同執筆者(ペンネーム:モシャ)プロフィール
甲南大学を卒業しました。
ミネルバネオで働いています。
30代半ばを過ぎてしまいました。
よく聴く音楽はプリンス、レディオヘッド、シールなどです。
親戚は人間国宝(陶芸)です。ちなみに私の父方の祖父も陶芸家でした。

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