『娼年』
『娼年』は、石田衣良さんの小説です。
大学時代にコールボーイになった主人公リョウの話です。犯罪だから、コールボーイになんかなったらダメだと思うんですが、まぁ、そこは置いとくしかないので置いといて。
コールボーイのリョウが、仕事をこなしていき、行きつく先はどこなのか、手にするものは、何なのか。
同じ大学の、リョウのことを好きな女性が、リョウと知りながらコールボーイであるリョウを指名する辺りがかなりしんどいです。
そして、この物語は、続編の『逝年』から、予想外の方向に向かいます。
この小説は、そのための前振りともいえます。
ちなみに、この小説を読んでいる最中、知り合いに主人公と同じ名前の方がいらっしゃいました。なので、読みながら「うわー、どうしよ、脳内で主人公がマッチョの知り合いに変換される、困った」となりました。「お婆さんとマッチョがそんなことしたら、ダメだろう。お婆さんが死ぬし」とか「手を握ったら、骨が折れるだろ!」とか、色々突っ込みどころ満載でした。
知り合いじゃないことを私自身にわからせるために、「主人公のイラスト入り小説だったら良かったのに」と何度も思いましたよ。
大学時代にコールボーイになった主人公リョウの話です。犯罪だから、コールボーイになんかなったらダメだと思うんですが、まぁ、そこは置いとくしかないので置いといて。
コールボーイのリョウが、仕事をこなしていき、行きつく先はどこなのか、手にするものは、何なのか。
同じ大学の、リョウのことを好きな女性が、リョウと知りながらコールボーイであるリョウを指名する辺りがかなりしんどいです。
そして、この物語は、続編の『逝年』から、予想外の方向に向かいます。
この小説は、そのための前振りともいえます。
ちなみに、この小説を読んでいる最中、知り合いに主人公と同じ名前の方がいらっしゃいました。なので、読みながら「うわー、どうしよ、脳内で主人公がマッチョの知り合いに変換される、困った」となりました。「お婆さんとマッチョがそんなことしたら、ダメだろう。お婆さんが死ぬし」とか「手を握ったら、骨が折れるだろ!」とか、色々突っ込みどころ満載でした。
知り合いじゃないことを私自身にわからせるために、「主人公のイラスト入り小説だったら良かったのに」と何度も思いましたよ。